高プロラクチン血症に漢方
不妊の原因のひとつになっている高プロラクチン血症。
高プロラクチン血症とは、乳汁の分泌を促す催乳ホルモン「プロラクチン」が授乳期でもないのに高くなってしまう症状です。婦人科の不妊外来ではプロラクチンの分泌を抑えるホルモン治療が行われますが、吐き気などの副作用が出やすく、治療を続けられない人も少なくありません。
そんななか、「漢方」に注目が集まっています。漢方は体全体のバランスを重視し、根本的な改善を目指すため、高プロラクチン血症に対するアプローチとしてとても有効です。
炒麦芽(いりばくが)
高プロラクチン血症の対策として特に注目すべきは「炒麦芽(いりばくが)」です。炒麦芽は、大麦を炒ったもので、中国では古くから月のリズムを整えたり、断乳のために用いられてきました。高プロラクチン血症に応用したところ、ホルモン状態が改善、不妊治療に応用するようになりました。昨今では日本においても多くのクリニックで紹介されるようになっています。
炒麦芽は「消化促進」「栄養補給」「抗酸化作用」「ストレス緩和」にも良いとされており、高プロラクチン血症の対策として、体そのものの状態を整える意味においても頼もしい味方になっています。
最近では手軽なお茶タイプの商品も発売されており、不妊治療や断乳、消化促進のためのアイテムとして人気となっています。
香ばし焙煎の炒麦芽茶
焙煎温度と、飲みやすさにこだわったClaroの炒麦芽茶。
ティーバッグタイプで煎じやすく、セットになった和漢ブレンドでより美味しく、より体にも良い商品となっています。
まとめ
高プロラクチン血症に対する漢方療法は、体全体のバランスを考慮した効果的なアプローチです。なかでも「炒麦芽」は、高プロラクチン血症の優しい対策として期待が持てます。
漢方治療を考える際には、専門の医師と相談し、自分に合った治療法を見つけることが重要です。漢方を取り入れることで、より良い健康状態を目指しましょう。